オーガニック・無添加・食品のお店

マルカワみそ会長の思い出

私にとって祖父(会長)は、父親のような存在でした。

80歳の会長(右側)↓

私が5歳の頃、1991年から父(河崎宏)は味噌屋をしながら、有機大豆、有機米作りを始めた。

専業でも大変な有機米作りを、兼業農家としてスタートしたのだ。

父(河崎宏)の有機米、有機大豆作りは上手くいかず、常に悩んで苦しんでいたのを子供ながら

隣で見ていたのを覚えている。

父は朝から晩まで仕事、土日もずっと仕事で家庭にいた事はほとんどない。

ガキンチョである私の子育ては、主に祖父が面倒を見てくれた。

祖父は「そろばんは勉強しておくと、為になる」と言っていた。

1から100までを足していくと、丁度5050になる。

夏休みの宿題という事で、午前中はずっとそろばんで足し算をしていた。

当時の私は「こんなそろばんなんかしても意味があるのか。電卓があるじゃないか」

っと思いながら、そろばんをパチパチしていた。

今となって思うと、私はパソコンのキーボード打ちが人より早い。

ワープロ検定1級持っている。

これも祖父のそろばん打ちの成果、おかげだと思う。

祖父には、今からでは遅いが感謝を申し上げたい。

私は2007年にマルカワみそに入社した。

その時、会長はまだ現役だった。

当時の会長が言っていた言葉がある。

会長「俺は他の人より良い味噌、美味しい味噌を作る事にしていた。

だから絶対に温醸(発酵を促進させた醸造方法)はしない。

温醸の味噌は、うもない(美味しくない、方言)

この会長の意思は、今でもマルカワみその方針として残っている。

父(社長)からは「温醸(発酵を促進させた醸造方法)の味噌を作るようになったら、味噌屋をやめろ」

っと言われている。

会長から社長へ、社長から私へ、マルカワの味噌作りの想いと引き継いでいきたい。

河崎 紘徳

マルカワみそ

健康に貢献する話をします。

河崎紘徳(かわさきひろのり)1986年12月5日生まれ
高校卒業後、辻調理師専門学校入学。
大阪の日本料理店に就職し、日本料理を学ぶ。
2007年マルカワみそ入社。
2015年福井県最年少でみそ一級技能士合格。
味噌作りを通して、お客様の健康に貢献いたします。
愛読書 「7つの習慣」「人を動かす」「思考は現実化する」
YouTubeで動画投稿もしております。

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