☆木桶で仕込んだ味噌というのが50年後~100年後で無くなってしまう☆
- 2015/06/22
- 仕事
醤油・味噌・酢・味醂・酒の業界で、
木桶による醸造が多く残っているのが醤油と味噌の業界ですが、
醤油や味噌の生産量の1%未満というのが現状です。
現在、醸造用の木桶を製造できる桶屋さんは、大阪の堺市にある「藤井製桶所」1社のみとなりました。
現在使われている醸造用の木桶は、戦前に作られたものがほとんどです。
今から50~100年後にはほぼ全ての木桶が使えなくなっています。
そうなると、本物の木桶仕込みの醤油・味噌・酢・味醂・酒が消えて無くなります。
マルカワみそでは自社の木桶は自分たちの手に修理していく方針です。
そして、私 河崎紘徳は8月17日から11月15日まで3か月間、木桶職人として
「藤井製桶所」の所で修業してまいります。
一生懸命、勉強して3kgの木桶、6kg木桶、10kg木桶、20kgの木桶を
売り物に出来るレベルまでにして福井に帰ってきたいと思います。