☆紘徳河崎のすべらない話⑨ 実験発表☆
- 2009/05/28
- 紘徳河崎のすべらない話
人は誰でも、すべらない話を持っているものである
この話は僕が中学三年生の10月頃の話です
僕の母校の万葉中学校は「総合的な学習」という授業がありました
他の学校でもこの授業はあるんでしょうかな
この「総合的な学習」というのは、自分で興味のある事を勉強して
生徒の目の前で、発表もしくは壁新聞みたいな感じで
生徒から評価してもらうという授業なのです
今もこの授業をやっているのか僕は知りません
一年生の時は、「聖徳太子」について、壁新聞みたいな物を作りました
聖徳太子にした理由は、自分の名前と同じ漢字が入っているので、
親近感がわいただけです
二年生の時は、班長に選ばれてしまい
何かの劇をしました
もう覚えていません
けれども、なかなか好評でウケていました
おかげで成績も良かったです
三年生の時も班長に選ばれた僕は、もっとすごい実験をする事にしました
それは
「海水を飲める水にする」
というノーベル平和賞ものくらいの実験です
そして海水を蒸留させて、蒸留水を作ることになり、
発表当日、他の班の子達はぜんぜん手伝ってくれないので
ぶっつけ本番で実験することになっちゃいました
理科室のビーカーやL字フラスコ、ゴム管、アルコールランプ、いろいろお借りして、
実験しました
意外にも蒸留水は簡単に出来ました
そして、実験の最後に班の子のK君に蒸留水を試飲してもらいましたら、
今まで長年にわたる理科室で使われたゴム管などの成分が蒸留水に溶け込んでいたので
K君が
「おぇぇえぇぇえぇえ~~~~」
っと蒸留水を吐いてしまいました
もちろん発表は後味が悪く、一番班の中で頑張った僕の成績はとても悪かったです
K君が蒸留水を飲んだ時に、うそでもいいから
「まずい、もう一杯」
っと言ったら、成績も良かった事でしょう